2005. 9.21


政治ニュース - 9月21日(水)13時25分

社会保障給付費、84兆円 03年度、過去最高を更新

 
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は21日、2003年度の年金や医療保険など社会保障給付費の総額が過去最高を更新、前年度から7002億円増え84兆2668億円に達したと発表した。
 年金や老人医療、介護など高齢者関係の給付費が59兆3178億円(対前年度比1・5%増)と全体の70・4%を占め、初めて7割を超えた(前年度は全体の69・9%)。今秋の医療制度改革の論議で、新たな高齢者医療制度の議論が避けられない現状を浮き彫りにした。児童手当や出産関係費など子ども・家庭関係の給付費は3兆1626億円と、全体の3・8%にとどまっている。
 社会保障給付費全体を前年度と比べた伸び率は0・8%で過去最低だった。
(共同通信) - 9月21日13時25分更新


なんだか、ゾッとしてしまいました。
社会保障給付のうち、老人に70.4%使っているのね。
で、
児童手当・出産。。。子供・家庭関係には、たったの3.8%。


お年寄りって、窓口負担が1割だから、あんまり自覚なく
薬をいっぱい出されても、検査をいっぱい受けさせられても
断るコトなく、受けてらっしゃるけれど・・・
あとの9割は、
自分の孫の世代への借金だってコト・・・気付いてくれてるのかなぁ〜??
と、常々、思っていました。
(自分の両親には「窓口で7000円払ったら、あとの63000円は
孫への借金だと思ってね」と言ってます。
節操なく出されるモノを、バクバク食べるコトなく
断る慎ましさを持とうね」って。
実際、医療行為をふんだんに受けている人ほど、
老化が激しくて、病気になっている人が多いですものね。)

お年寄りに元気になってもらうコト・・・
これも、立派な年金対策なんだよネ(#^-’)b


2005. 9.19

中内さんが今朝亡くなった。
大好きな人。

戦後の日本・・・戦うニッポン男児がイッパイ居た。
戦後・・・中内さんが居なかったら、
日本の流通・・・物価は、こんなモンで済んでいなかったと思う。
戦後、消費者側に立った経済を作ってくれた人・・・

戦争で、全歯を無くし、総入れ歯だったから〜と、
対面販売が常識だった小売り業界に、レジスターを投入した人。
「喋らんで済みますから」と・・・
あの関西弁が好きだった。

価格破壊ってモノを実践してくれた、第一人者。
(定価以下での販売は、中内さんが戦って作ってくれたんだよね)
(私は、松下とのバーコード事件から、注目していました)

戦争・・・フィリピンでの過酷なまでの飢餓。
「死にかけている友人を食べてしまわないように、皮靴の裏を噛んでいた」とか。
戦後・・・
日本中の子供達に、「お腹イッパイすき焼を食べさせてあげたい☆」と
当時グラム60円だった牛肉の・・・
グラム39円の流通を作ってくれた。

ロマンも持っていたよね。
ってか、
ロマンの塊だと思ってる。
今の『王監督』を護りつくったのも、中内さんだよね。
連敗の最中、王監督をみんなが罵倒した時・・・中内さんは護って泣いてたよね。

世間が、ダイエー批判をしている時
神戸の流通大学で、若者に流通を教えてくれていた。。
「スーパーの時代は終わった。
昔ながらのお豆腐屋さん・・・無くしたらあかん」ってね。

ありがとう 中内さん
お疲れさま 中内さん


2005. 9.15

女性ホルモン、肺がんに影響? 厚労省研究班が疫学調査

2005年09月15日17時45分

 閉経が遅かった女性は、そうでない女性に比べて肺がんになる危険が高いことが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模な疫学調査で明らかになった。女性ホルモンが影響するらしい。札幌市で開かれている日本癌(がん)学会で15日、発表する。

 90年代前半に40〜69歳だった約4万5千人の喫煙していない女性を、8〜12年間、追跡調査した研究の一環。追跡中に肺がんになった153人のうち、閉経していた111人を詳しく調べた結果、月経のある期間が長いと肺がんになる危険が高いことがわかった。
 
初潮が16歳以後で閉経が50歳以前と期間が短いグループの発症の危険と比べると、初潮が15歳以前だったり、閉経が51歳以後だったりした人の危険は2倍以上だった。

 また、病気などで卵巣を摘出して人工的に閉経したうえでホルモン剤を使った人は、使っていない人に比べ、発症の危険が2倍以上になった。

 女性ホルモンが乳がんに影響を与えるという研究結果は多いが、肺がんでは世界的に研究が少ない。女性ホルモンが具体的にどう肺がんにかかわるのかは、まだわからない。

 今回の結果からは、更年期症状を改善する女性ホルモン補充療法や、避妊のための低用量ピルの服用が、直ちに肺がんの危険を高めるとはいえないが、疫学的には喫煙との相関が薄い女性の肺がんにおいて、メカニズム解明の手がかりになるとみられる。ただし、津金部長は、「現時点では、肺がんの予防に最も有効なのは禁煙であることは間違いありません」と話す。

asahi.com.


こんな記事を見つけました。
自然な形の初潮・閉経と、人工的なモノとの違いもハッキリと表示して欲しいと思う。
簡単に卵巣を取っちゃって、安易にホルモン治療をする医者が多い。

少なくとも、簡単に卵巣を取ってしまう医療は、なんとかして欲しい。
もっと体に優しい医療を☆と、願って止みません。

確率だけではなく、科学的裏づけが欲しいですよね。


2005. 9. 1

やっぱり。。。
居ました。。  1000万円越えの郵貯・貯金者。


経済総合ニュース  - 9月1日(木)3時47分

郵貯900万円超が640万人「少額」の建前と隔たり

 郵便貯金の金額別の預け入れ状況が31日、初めて明らかになった。「900万円超〜1000万円以下」を預ける“高額”貯金者は442万人にのぼり、預入金額の合計は205兆円の郵貯残高の5分の1を占めている。

 「1人あたり1000万円」の限度額を超える違法な貯金者も198万人にのぼり、国民の身近な少額貯蓄の手段という建前とはかけ離れた実態が浮き彫りになった。

 判明したのは7月中旬時点の貯金者と残高についての日本郵政公社の資料。複数の口座は原則として合算し、貯金者1人あたりの残高分布などをまとめている。貯金者の総数は計1億2511万人と、日本の人口とほぼ同じだ。すでに死亡したのに口座がそのままになっていたり、結婚しても口座名義を旧姓のままにしている人などがいるためと見られる。

 このうち67%にあたる8399万人が100万円以下の預け入れで、8割は300万円以下の貯金者だった。すべての貯金者の平均預入金額は164万円。ただ、日本銀行がまとめた今年3月末の国内の民間銀行の個人預金者数は「300万円未満」が全体の約97%を占めており、高額貯金者の割合は郵貯の方が民間銀行より高いともいえる。

 700万円超を預けている貯金者は1076万人に達し、貯金額の合計は全体の半分近い99兆円にのぼった。このうち限度額を超す違法貯金者の総貯金額は21兆7572億円で、超過分だけで約1兆9500億円に達していた。5月には最大230万人の違反者がいたことが発覚し、郵政公社は預入額引き下げの要請をしているが、なお多くの人が違法な預け入れを放置している。

 一方、残高の総額は4大銀行グループの総額に匹敵する額を保っている。衆院選で民主党は、郵貯の規模縮小を主張し、「限度額を1人あたり1000万円から、段階的に700万円、500万円に引き下げる」としている。しかし、計算上は仮に700万円に引き下げても約24兆円、500万円に引き下げても約50兆円が減るだけで、残高は大きく縮小しないことになる。
(読売新聞) - 9月1日3時47分更新


・・・と、話が反れがちですが。。
もうひとつ、興味のあるニュースです。

社会ニュース - 9月1日(木)14時10分

オゾン層減少歯止めかかる…シカゴ大観測チームが発表

 【ワシントン=笹沢教一】地表を紫外線から保護するオゾン層の減少傾向に歯止めがかかり、一部では増加に転じたことが、米海洋大気局(NOAA)やシカゴ大学による衛星と地上の観測でわかった。

 フロンガスなどオゾン層を破壊する化学物質の規制の結果と見られ、深刻な減少は食い止められたが、不安定な大気の動きや長期にわたる減少の影響が残り、回復には数十年かかると見られる。

 31日付の米地球物理学会誌に掲載された。

 観測チームは、1978年以降の各地のオゾン層変化を分析、96年以降、南北の緯度40度以上の高緯度地域で、通常のオゾン量の1〜0・5%程度の増加傾向が確認された。

 高緯度地域のオゾン量変化は、地球全体に大きな影響を与えるため、これらのデータをもとにした試算結果を根拠に、地球全体のオゾンの減少も止まったと結論している。
(読売新聞) - 9月1日14時10分更新


日差しは怖くないけれど〜
オゾン層の破壊・・・増加になってくれているのなら。。。嬉しいですよね。
って、回復には、数十年ですって(T_T)


。。。と、今日は、ニュースのコピペばかりになってしまいましたm(__)m