エビデンス

evidence

意味が判らない言葉・・・

エビデンス・・・そのまま『証拠』で良いのでは??

「エビデンス」を言う人が、「卵はコレステロールが上がる」などと言っていると
つい「そのエビデンスは??」と、突っ込みを入れたくなる。
(少なくとも、善玉か?悪玉か?言って欲しいと思う)

ちょっと余談。

☆ 悪玉・善玉と呼ばれているLDL、HDL。
『L』=悪玉、『H』=善玉と呼んでいますが〜
L・Hが、悪・善ではないこと・・・中学生でも知っています。
『L』=Low=低い。『H』=Hight=高い  ですよね。
では、『D』はDensity=密度です。
で、最後の『L』はLipoprotein=脂タンパクのことです。
つまり、
『LDL』は【低密度脂タンパク】で .
『HDL』は【高密度脂タンパク】です。


そして、
☆ 卵のコレステロール。
その話の元は・・・昭和2年。
ソ連のアニチコフと言う医師&スタッフが
「ウサギに卵を食べさせて、血液を調べる」という実験をしました。
で、
「卵を食べると、コレステロール値が上がる!!」と
大きな学会で発表したのです。
後、昭和12年。
ヨーロッパでは、正式に訂正されました。
「実験自体が間違いだった!」と。

何故か???
小学生の高学年の子が、すぐに判るようです。
ウサギは草食動物ですよね。
口から摂ったコレステロールを分解する酵素を持ち合わせていません。

私は・・・
「卵を食べると、コレステロール値が〜〜〜」と言う医師は
化学者だとは認めません。


『エビデンス』が先か? 『健康』・『命』が先か???
当然、命が、最優先でしょう〜


エビデンスを最優先する人達が、多く居る。
私は、そういう主体性の無い見方ができない。
私はアホなのかもしれない。自分の動物的直感を信じている。


と言う私も・・・
自分が癌と直面したのは、30歳を迎えたばかりの頃。
40歳以上の人・・・特に、60歳代・70歳代の人の癌克服の話は力づけにならなかった。
20歳代・30歳代で、癌を克服した人の話しか、耳に止まらなかった。


癌の種類だけではなく・・・
「老人の癌は、癌細胞自体が、進行が遅い」などと言われていたし。(今は?)

しかも、メラノーマ(悪性黒色腫)は、
癌の中でも、最も悪性度が高く、進行が早い!と、言われている。
癌の王様。
その癌に、32歳でなってしまった。

癌治癒・・・の意味を知った時、愕然とした。
「5年生存」で、『治癒』としているのだった。
つまり、5年間、死亡届が出ていない数字。
自分が癌になって始めて知った。
5年と1秒で死んでも『治癒』の数字に入るのだ。
5年間、寝たきりでも『治癒』
そんなエビデンスに、何の意味があるのだろう?

5年間、元気ハツラツと生きている人の数字ではないのだ。

ああ、だから、早期発見に意味があるのだ。
早期に発見すれば、5年間は、死亡届が出ないから・・・???

だから、早期発見すれば癌は治る!と言われている筈なのに、
年々、癌死が増えているのね。


自分が飲んでいる抗がん剤の働きを調べた時・・・(当時は抗がん剤を調べるのは大変でした)
「12ヶ月の延命が、18ヶ月延命」と、医師の本に書かれていた。
延命の為の薬??
延命の為に、死ぬ程の、苦しみの薬??
ただ、息をしているだけの薬??
静注投与の抗がん剤の副作用は、肝臓パンクまであるらしかった。
それだけで、月に15万円。

それでも、エビデンス。

「健康食品にも、副作用がある!」と謳っている文献を読むと、
健康食品の副作用の大半が、『皮膚炎』
抗がん剤の副作用の比じゃない。
動物園の動物に・・・
「(人間の)お菓子・パンをあげないで下さい」と札が立っている。
動物が下痢をするらしい。
そして・・・奇形児が産まれる。
(10年以上前、淡路のモンキーパークで単眼児・無脳児が続いた話は有名)
(今は、農薬野菜で奇形が産まれているとか)
ジャンクフーズを食べて、下痢も湿疹も出ない人間が異常なのでは?と私は思う。
皮膚も排泄器官。
体内に溜まっている要らないモノは、尿・便・皮膚にでるのは当然ではないだろうか?
髪が抜け落ちる抗がん剤とは、根本的に違うのではないだろうか?
(勿論、あぶない健康食品もごまんとあるが)
(農薬まで濃縮して入っているような健康食品もあるでしょうね)

どうせ、エビデンスを言うなら、公平なエビデンスを出して欲しい。
基準を一致すべきではないのだろうか?


抗がん剤ではないけれど・・・
ワルファリン。
去年、私が通っている病院での患者間での会話。
Aさん「とうとう、私もワルファリンが、処方されたわぁ」
Bさん「納豆禁止だよね?」
Aさん「そう、絶対ダメだって」
Bさん「たまには、食べた方がイイみたいだよ。まったく食べない人の方が、
      長い間飲んで酷いコトになっているよ。たまに食べている人の方が、
何もないみたいだよ」
Bさん「あら、そう♪ 辞めなくてイイのね♪」

ワルファリンを飲んでいて・・・完全に納豆を辞めている人は
だいたい5年で、完全に血管が詰まったり、破裂しているそう。
ワルファリンを飲んでいて、医師から納豆を禁止されても
食べている人の方が、元気に過ごしているそうでした。
この方の話では、皆、医師には内緒だそう。
・・・これが本当のエビデンスかもしれませんよね。
(ワルファリンは「ビタミンKを摂取すると効力が落ちる」との
理由で納豆を禁止される。
ビタミンKについては
『動物実験』を読んで下さい)

http://www.noah-vet.co.jp/jouhou/warufarin.htm

http://www.semco.net/kisochishiki/sassozaisyurui/sassosyurui.htm

http://www.ne.jp/asahi/conago/nimravus/vus8/doku.html

http://www.pref.osaka.jp/kankyoeisei/sumai/1mushi/sasso.html

http://edenyo.hp.infoseek.co.jp/t.html

うぅぅぅん
私なら、口に入れるコトさえ拒否感がありますが。。。(>_<)



インシュリン依存性の糖尿病だって・・・
カロリー制限の中に、『卵』も禁止・制限する医師が居るけれど・・・
インシュリンは、アミノ酸が51個繋がった鎖だってコト・・・知っているのだろうか?
油や砂糖はインシュリンを作らないけれど、卵はインシュリンの材料となる。
しかも、必須アミノ酸が、一番、バランス良く摂れるモノ。
たんぱく質まで、油や砂糖と同じように制限すると・・・
たんぱく質不足で血中アミノ酸が不足し抹消まで届かなくなれば、、壊疽にもなるだろうし
血管のコラーゲンも弱って、眼底出血にもなる可能性が高くなりますよね。
真面目に、病院の指導を聞いている人の方が、合併症が多いコト・・・
患者間では、情報が流れる時代にはなってきていますね。

ただ、確かに、危ない話も多い。私が疑問を持っているのが玄米菜食。
糖尿病や高脂血症で出される・・・脂肪を落とす薬べザトールやメバロチン。
この薬は、油も溶かしながら、筋肉も溶かすから〜
菜食主義にしちゃったら・・・
つまり「筋肉を溶かしながら、筋肉の材料の供給を止める」コトになるから、
副作用の助長にしかならないと、私は思う。
AIDSの治療薬のプロテアーゼ阻害剤もしかり。
プロテアーゼ阻害剤・・・タンパク質分解酵素を作らせなくする薬。
そこで、食生活から、タンパク質を減らしたり無くしたりしたら・・・
筋肉も作れなくなるでしょう。
この手の薬が出たら『低脂肪・高タンパク』が必須だと思う。
(私個人としては、生きているモノ全てだと思っています)
&コラーゲンの状態で摂るコトも必須だと思う。
そして砂糖は要らない!!
糖質とは本来、穀類・芋類だと言うこと・・・忘れないで欲しい。
油・・・脂質は、胡麻を食べればイイ。
そして、『朝ご飯抜き健康法』
これは、ご自分を『老人』とみなした人だけが実行すればイイ。
少なくとも成長期・働き盛り・これから妊娠する人には勧めないで欲しい。
勿論、病気を治そうとしている人も。
(病院の朝ご飯・・・年々、貧相になってます)


データーの為のエビデンスなのか?
健康になる為のエビデンスなのか?
本末転倒してはいけない!

私が、主治医に私の5年生存のパーセンテージを問い詰めた時、
「自分に(転移・再発)出れば自分にとって0%。出なければ自分にとって100%」
と、主治医は言ってくれた。
この言葉は、私の観点を根こそぎ引っ繰り返してくれた。
抗がん剤だけに頼った人が勝ち抜いているのか?
自分でもライフスタイルに変化をつけた人が勝ち抜いているのか?

たったひとつのモノを観るのではなく、
その『体』に入った全てのモノを観なければ
正確なエビデンスは出ないのではないだろうか。



それが私のエビデンス。

夏子の栄養学

ワルファリン