アブラと蕁麻疹

最近ヨク質問を受けるコト。。。
「あの、健康エコナや、ヘルシーリセッタって、良いのですか??」と。
で、
「私は、基本的に、ポッと出のモノは、受け付けません。
5年・10年・15年、そういう新しいモノを使っての人達を観させて頂いています。」
と、答えています。

我が家は、ずっと、エキストラバージン・オリーブオイルです。
で、マヨネーズには、太白胡麻油(ほぼ無色・無臭)
料理によっては、純正胡麻油です。
で・・・
胡麻油は、まがい物が出回っています。
100%胡麻油かどうか?!は冷蔵庫に入れてみて下さい。
まがい物は、凝りができません。
100%胡麻油は、凝りますvv

オリーブオイルは、何千年の歴史が証明している安全なモノですものね。
イタリア人に心臓病や糖尿病が少ないのは、
このオリーブオイル&ガーリックのお陰☆とも聞きます。


〜またまた広辞苑より〜
あぶら【油・脂・膏・膩】
@ア】 水にまじらない可燃性の液体の総称。石油類、動植物の精油・油脂など。

イ】 特に、動物の組織や植物の種子中に含まれ、脂肪酸のグリセリン‐エステル
から成る物質の総称。
常温で液体のものを「油」、固体のものを「脂」とする。
いずれも水に不溶、エーテル・ベンゼンなどに可溶。ラード・魚油・大豆油の類。
広義には、生体を構成する燐脂質・糖脂質などの脂質を含める。油脂。脂肪。

ウ】人の皮膚から 分泌する脂肪。

A以下、省略。

・・・と、ここで、疑問が出てくることが、マーガリン。
マーガリンは、植物性ですよね?
で、
常温で液体のものを「油」
固体のものを「脂」なら・・・
マーガリンは「脂」ですよね?
でも、植物性。。。
はて。。。??
植物性なのに、何故、固体なのでしょうか?

マーガリンは、私が子供の頃にはありませんでした。
で、
アメリカでは、マーガリンは認められていません。
(表示義務が課せられています)
ドイツでは明確に禁止されています。
「自然の植物油じゃないから」とか「トランス型不飽和脂肪酸だから」とかの
理由だったと思います。
日本でスーパーに並んでいるのは、ファット・スプレッドだとか・・・
と。。。
私は、あんまり ややこしい話は好きではありません。
ダラダラ・ゴチャゴチャ安全性を説明させられる新しい食品には
飛びつかないコトにしています。

体に気を使って「バターよりマーガリン」なんて
もしかしたら、体に悪いチョイスをしているのかも〜

で、この『エコナ』とか、『リセッタ』とかの代物。。。
どんなに説明が付いても、
『食用オイルを加熱、加水分解して再合成した加工油』
なのです。

私は、やっぱり、エキストラバージン・オリーブオイルと、
胡麻油で充分です。
加熱には、オリーブオイル。
時には、バターも使います。


コレステロールは 細胞膜に必要ですし、
内分泌ホルモンは、脂肪細胞で作られています。
『あぶら』を避けるより、
良い『あぶら』をチョイスするコトに目を向けましょ☆
青魚のDHA(ドコサヘキサエンサン)、
EPA(エイコサペンタエンサン)も
良いあぶらです^^

夏子の栄養学