『思考』と『感情』


栄養学とは、関係ないようなタイトルなのですが〜
必要性を感じてきましたので、書くことにします。


私が、講演で話す時・病気の方の相談に乗る時に
意識してきているコトが、
この『思考』と『感情』の区別です。

この区別をするようになったきっかけは、
私がメラノーマになった時・・・
孤独感と恐怖で、震える思いを抑え切れなかったコトなのですが。。

眠りにつく前に書いていた日記が『吐き出しノート』と化していたコトは
『行きたいトコロ』に書きました。
そうやって、吐き出したコトって、『感情』なのですよね。
感情を吐き出しきると・・・
やっと、そこで『思考』が働き始めました。
(人間である以上、いつだって、感情は湧いてきます。
ただ、「区別して使う」という意味です)


そして
病気の方の相談を受けていると・・・
『感情』のみで頭がイッパイになっているサマが見えます。
(自分も通って来たサマなので、ヨク見えてしまいます)

講演で、質問される方の、お話を聞いていると
『思考』を働かせていらっしゃらない方に、多々、出会います。

とても、頭のヨイ方でも、『思考』を働かせずに話されるコトがヨクあります。
そういう方って、『暗記』の脳からの、お話をされているようです。
『暗記』って。。。『記憶』にまで達していらっしゃらない方は、
なかなか、『思考』にまで、頭が回らないように感じています。

ちょっと、難しい表現になってしまってますよね。。。??
言い換えれば、

『思考』とは、『純粋な子供の智恵』
だと思って下さい。

相手の話の内容を、好奇心を持って聞き、
自分の脳をフルに使って考える・・・
子供の頃は、みんな、やってきた頭の使い方です。


お医者サマのコトが、「頭、ワルいんじゃない??」と見える時、
こういう、脳の使い方を忘れてらっしゃるコトがヨクあります。
『暗記』の中からしか、お話ができないようで、
『思考』脳を、お休みさせてらっしゃるように感じます。
(幸いに、私の主治医は、思考脳を使ってらっしゃる医師です)


この『夏子の栄養学』を理解して頂くに当たって・・・
難しい話は、していません。
『思考』を使って下さい。
感情と暗記脳は、ちょっと横に置いて、シンプルになってみて下さい。


 暗記脳しか使っていなく、思考脳が働いていないと・・・
繰り返して聞かされるコトを、いかにも真実のように思ってしまうようです。
繰り返し、言う・聞くって、ひとつ間違えると、とっても危険です。
根拠なく、信じてしまう『思い込み』で・・・宗教ですよね。


私は、講演で・・・
「私の言うコトを信じないで下さい」と言ってきています。
私は、「信じる」という言葉が嫌いです。
「疑ってみて、トコトン実験してみて下さい」と。
自分で、答えを出せる筈なのです。

そして
「偉い先生・医者の口にする話も、信用する前に
ご自分の頭の中を、一度、クルッと回してみて、考えるようにして下さい」
と、お願いしています。


「騙された」は・・・
信じなければ、起こらないコトです。
思考を使わない時・・・
人は、「信じる」行為をするようです。

世の中、『裸の王様』状態に見えているのは、私だけなのでしょうか?

みんなで、子供の頃のような
純粋な『思考』を 復活させましょうよ☆

夏子の雑学