酵素 を学問的に識りましょう

酵素 と ひとくちに言っても 生化学では 6種類 に分けられます。≪6群≫

1) 酸化還元酵素

2) 転移酵素

3) 加水分解酵素

4) 脱離・付加酵素

5) 異性化酵素

6) 合成酵素

なんて聞いても ワケわからん!! ですよね(^^ゞ

転移酵素の 転移は トランス のことです。

人間の体の中で 「トランスフォーマ〜」 って やってるのですvv

そりゃあそうですよね

豚肉食べたからと言って 豚にはならないし

鶏肉食べたからと言って 鳥肌になるワケじゃないですもんね。

酵素の すべてを解明できたら ノーベル賞…いくつも 取れるんじゃないかしら^^と思っています。

それほど 深いし 魅力的です。

病院で 血液検査を受けると その中に 『肝臓』なんて項目をつけている医療機関もありますが、あれ・・・肝臓でつくられている 『酵素』の数値なのです。

決して 「あってはいけないもの」ではなく 生きていく為に 必要なものなのです。

だから 『↑』 と 高い数値を 異常とか 危険とか 捉えがちですけど

少ないことも 肝臓が必要な酵素を 必要なだけ つくれていない と 受け取ってくださいね。

(低い数値を 設定していない基準値もありますが 低いのも 体は 辛いのです)

ほとんど 低い数値は 低タンパクの現れなのです。

はい^^

酵素って タンパク質なのです。
(ごくごく少ないですが タンパク質が関与してないのもありますが)

酵素って ミネラルを 核として まわりに タンパク質が くっついている状態なのです。

タンパク質 と ミネラルで 自分の体でつくれるのですよ〜

自分でつくる酵素

口から入れる酵素

って 分け方もあり! です。

最近 食べる順番も 話題にのぼるようになってきましたね^^

いい傾向です(^_-)-☆

サラダから始めて 果物で終わる

これが 私の 一番 お勧めの 食べる順番です。

果物ですよ〜 スイーツと 一緒にしないでくださいね。

スイーツには 酵素は ないですからね。

フレッシュなフルーツが 乗っているモノもありますが お砂糖がね。。。

お砂糖を分解させる為に使われる酵素と相殺すると マイナスになると思いますから。

酵素 面でみると お勧めできません。

果物の代わりに お漬物でも オッケーです。

と 話が逸れました(^^ゞ

食事の順番でした。

体でつくっている酵素があります。

でも 口から入れて 酵素を補充している(補充し続けている)方が 酵素が 満ち満ちている状態でいられます。

食事を いきなり コッテリ焼肉や とんかつ・・・はたまた鳥の唐揚げから 体に入れると 体からの酵素を いきなりドバっと使います。

「ちょっ  ちょっと ちょっと 待ってぇぇぇ」って状態になります。

体が可哀想です。

お野菜のサラダや お刺身のマリネ とか 『生』を入れて 酵素の補充をしてから 重いコッテリとしたものを 体に入れてあげたいです。

焼肉の時は キムチは 必須なのですvv

我が家では 家で 焼肉をする時は 一人ひとりに 丼レベルの 大根おろしを付けています。

例えば・・・

焼き魚の秋刀魚。 秋刀魚の横には 大根おろしがついていますよね。

秋刀魚を 消化させる為の酵素を 一緒に食べるって とっても いい知恵だと思います^^

では
酵素のサプリメント や ドリンクタイプのモノについて いきますね^^

サプリメントは 今の時代・・・必須だと思っているのですが

こと 酵素のサプリメントだけは 安易に摂ることを 危惧しています。

今年はじめにも NATSUKOの掲示板で 会話していたのですが

酵素のサプリメントには 私は 反対派です。

http://a-natsuko.com/201301.html (1月半ばの 番外編に書いてます)

よほど 確かなモノじゃない限り 危ないほどだと思っています。

自分の体の中の 酵素を メッチャクチャに 消耗して・使い果たしてしまうモノばかりを見てきています。

粗悪な 強力な酵素を 大量に体に入れてしまうと

なかなか 体が 元の 酵素量にまで戻るのに 時間がかかってしまいます。

胃腸の不調は はてしなく続きます。

消化不良も 続きます。

倦怠感

朦朧としたり

肌も ボロボロになったり・・・・・etc

先ず 酵素を摂りはじめて 膨満感(お腹がハル感じ)を感じたら 要注意です!

と言うより 確かな 製作者のモノを チョイスしてください。

と言うより 酵素は サプリや ドリンクを 選ばないでください。

有り余るほど 酵素を持っている人は そんなにいないと思います。

その 貴重な あなたの体の酵素を そんな ワケのわからないモノで 消耗・消費させないであげてくださいね。

自然にあるモノ・自然な加工食品(納豆とかね) が やっぱり 体に優しいです。

体に 確実に プラス を 作ってくれるものです^^

酵素を 勧められたら

酵素のコトを どれだけ識っているか 質問してみてください。

酵素が 消化だけ!だと思っているような人から 酵素を教えてもらっちゃ ダメだよ(^^)v


では 次 死後の酵素のお話をします(笑)

どろどろどろどろ〜〜(四谷怪談風に(^_-))

私が 生化学で 栄養の勉強を始めた頃は 人の体の中の酵素は 3000と言われていました。

でも 時は流れ〜
今は 5000あると 言われています。
(地球上じゃないですよ〜 人体です^^)

もしかしたら 異形酵素が 増えているのじゃないか?!と 疑ってみたりしている私(笑)

ま それは 私の疑問なので 読み流してくださいまし^^

ここでは 酵素のオカルト 面を 書きますね。

人は 死ぬと 発酵が始まります。

生きている人でも 匂う人・・・居ますよね。生きながらにして 発酵しています。

『消化』酵素にばかり 着目して

『免疫をつくる』酵素を 考えないと 免疫をつくる酵素まで 消化してしまわないか?!と 心配になったりします。

人は 死んで 時間が経つと 白骨になります。

ハエが卵を産み付けて ウジ虫が 人肉を食べてしまう場合もありますが

ハエが居ないところでも 人は 綺麗サッパリと白骨になれます。

これも 酵素の働きです。

タンパク質や 糖質 アブラ(ホルモン系)まで 根こそぎ消化してくれます。

消化酵素って 死んでも働いてくれています。

だからね

ミイラをつくる技術・・・「凄いなぁ〜」と思っています。

ミイラは別として

酵素のバランスが 片方にだけ傾いた状態が 人の死によっておこる 消化ばっかりで起こる白骨化。

人肉の溶解化により 人は 白骨だけになれるのです。

この溶解化・・・消化酵素の働きなのです。

6種類の酵素の分類(ネーミング?)では 判らないかもですが・・・

酵素は 消化・分解して ⇒ 体に要らないモノを除去して ⇒ 体を組成するモノにつくりかえて⇒ 合成していく
働きをするモノがあることを識ってください。

つまり 体の中で 『働き』として分けると

消化

除去(分解酵素の分解の働きの中にあります)

つくりかえ(これが トランス酵素や異性化酵素)

合成

つくりかえる時に 不要なモノを除外します。当然と言えば 当然ですね。

例えば 私たちが お料理をつくる時

ピーマンを使うとして・・・ピーマンの入っていた袋は 捨てますよね。袋まで使って お料理作らないですよね。そんなイメージで オッケーですvv

こういう 要らないモノを 要らないモノとして 捨てる!ってのも 酵素はやってくれます。

消化だけを観ることって

老化 を 超えて 死後の世界に入っていってしまわないですか??

・・・と、酵素を勉強していると オバケの世界に ついつい入っていってしまいます(笑)


今回は 酵素が 命をつくっているお話を書こうと思います^^

とうとう ゲノムまで 書き始めてしまいましたヽ(^o^)丿

ゲノム・・・遺伝情報のことです。

酵素って 遺伝に関わっているのです^^

知ってましたぁ〜??

栄養学講座で DNA の お話の時も 嬉々としてしまうのですが

生き生きとした 元気な命 のお話をする時は やっぱりわくわくします。

遺伝子・・・DNA って どんな形状か ご存知でしょうか?

2本の鎖が らせん状になっていて・・・

背の高さ(長さ)ほどの バーコードのような感じで 遺伝子情報が書き込まれています。

そのバーコードを書き込んでいる インクの役割が タンパク質。

その書き込みの 間違いがあった時 修正してくれるのが 核酸。

そしてね

そのバーコード・・・長さが重要なのです。

元々は 長く つくられてしまうのですが ぴったりサイズに カットしてくれるのが 制限酵素 なのです。

なんて書いてても バシっとイメージでき難いですよね。

ただ 知っておいて欲しいのは

このDNAの切り方が 中途半端な大事なトコロだったり 切れなかったり 潰してしまったり・・・

なんてなると 異常な細胞をつくってしまう ってことです。

せっかく 酵素 が 流行っているのに 消化酵素の話ばっかりじゃ もったいないなぁ〜と思います。

細胞をつくる時に 要らないモノを 除去する能力も

正確な遺伝子情報を 伝達して 明日のあなた を つくるのも

酵素は やってくれていること!

そして

その酵素を フルに使えば 健康をつくれること!

知ってほしいなぁ〜(*^_^*)

被曝は 怖いコトだけど 自分でできること

大人が 伝えてあげられること

で 守れる人は います(^_-)-☆

ちなみに 誤解があるといけないので 書き足しておきますが 酵素は タンパク質です。

酵素と タンパク質を 別物 で 覚えちゃわないでくださいね。

タンパク質の中に 酵素は 含まれます。

タンパク質の中の 酵素を取り上げて シリーズで 書いているだけです^^

そしてね

核酸 の 季節なので もうひとつ 書き足しておきます。

核酸は 多くの食べ物に含まれていますが 吸収され易い・質の高い 核酸は 白子 です。

白子・・・特に 被ばくの地域の方は お子さんに 食べさせてあげてくださいね。

私は 自分が 放射能同位元素を体に入れての 検査を受けていた頃 
私の体を通して 自分の子ども達を被ばくさせていたので
スケソウダラの 安い白子でしたけど 茶わん蒸しに入れて 食べさせていました(^^)v


次に 筋肉のお話をします。

酵素は 筋肉をも 動かしています。

って、解り易く説明できるか・・・自信ないですが。。。(^^ゞ

酵素の種類の中の 加水分解酵素 の 働きのひとつです。

筋肉は 筋繊維の束 で できています。

(筋膜で区切る見方を ちょっと横に置いてくださいね)

筋繊維は・・・ 

アクチン と ミオシン というタンパク質が複合してできた アクトミオシンが集合して 筋繊維をつくっています。

筋肉の伸縮は 化学エネルギーが 力学エネルギーに変換しておこるのだけど

このエネルギー変換 に 加水分解酵素が 関わっているのです。

うぅ〜ん よく わかんないですよね(/_;)

筋肉の伸縮は 分子レベルでみると (大きく見るのは 屈筋・伸筋ですね^^) 
これも 遺伝子のように 2重らせん になっていて そのアクチン〜ミオシン間の すべり に よって起こっているのです。

どうして すべりが起こるか!!ってのは

神経から電気信号が送られると カルシウムイオンが入ってきて 
こういう↑分子レベルの タンパク質の集合体と カルシウムイオン(電解質)が くっつくからなのだけど・・・

カルシウムイオン・・・電解質だから お水の中で 泳ぐように動くのです。

って、加水分解酵素の説明が うまく できないです。。ごめんなさい。

でも 無理やり まとめちゃいますね。

筋肉を 筋膜の中まで見に行くと 筋繊維の束になっていて

その 筋繊維の中は タンパク質の 2重らせん で できていて

その筋繊維の中で 分子レベルで スベリ が 起こることで 筋肉は 伸縮しています。

その スベリ が起こるのは 神経からの電気刺激によってなのだけど

ここに 加水分解酵素 と カルシウムイオン が 関わっている ってことなのです。

余計 意味不明になっちゃったかな?? (^^ゞ

ヨク わからない説明になっちゃったけど・・・

筋肉を動かすには 酵素 と カルシウム が 大きく関わっているのです。

カルシウムが不足している体でも 筋肉の反応は 鈍くなるってことも 頭の片隅に置いておいてくださいね。

つまり
NATSUKOで 大事にしている タンパク質 と 血をつくるセット(カルシウムセット)

筋肉においても 重要だってことなのです。

腰の筋肉を切ってしまってある私・・・
自称・コラーゲンマニア の お勉強でした〜(^_-)-☆

夏子の栄養学