『赤』を持つ野菜


お汁が紫になっているの・・・判りますぅ〜??
とき卵と金時草のお吸い物です。


金時草・・・きんじそうって、ご存知ですか?
http://www.maruka-ishikawa.co.jp/KAGA/items/kinjisou.htm
加賀野菜です。

夏野菜です。
つまり、夏バテ防止のお野菜なのですよぉ

(ハウスものではなく、旬をお食べ下さい)


ほうれん草の根の部分が赤くなくなって何年だろ。。。
『赤』と『緑』を持つ野菜って、貴重です。

血管って皮膚の上からは『緑』に見えますよね。
それが、切って、出てくると『赤』になる。

この『緑』→『赤』・・・赤と緑を持つ野菜と関係あるのです。

カルシウムや鉄分を持っているのです。

・・・つまり、赤の無くなったほうれん草には、もう、鉄分が無くなっているのです。


『つる紫』って葉野菜も、茎の下の方が赤紫な筈なのに・・・
最近、緑だけのモノが多くなってきています。


でも、この金時草は、まだまだ、しっかり葉の裏が赤紫です。
おひたし・酢の物が、定番なのですが、
私は、こうやって、金時色が煮汁に出てくるお吸い物や、お鍋が好きです。

土が元気な時代には
お野菜からでも カルシウム・鉄分を摂れるモノが、
あったのです。
ミネラル豊富な土壌だったのですね。


緑が濃く、赤を持つ野菜・・・
捜してみて下さい。


夏子の栄養学