白血球とは

白血球。。免疫。。。
皆さん、「菌を殺す」・「ウィルスを殺す」ばかりが
免疫だと思ってらっしゃいませんか〜?


白血球には、リンパ球・単球・顆粒球があります。
単球ってのは、マクロファージのコトです。


「バカは風邪ひかない」と言いますけど・・・
免疫を調べていくと・・・「頭が弱くならなきゃ風邪もひけない」しくみが
判ってきます。
その証拠に、日本人の免疫が落ちているのと
学力が落ちているのは・・・比例していますよね。
今・・・これだけ医学が進歩しているのに
病気が減らないのは・・・
あまりにも『脳』を扱わないからだ!!と思っています。

そして、すぐに
「ストレスだから〜」と逃げ言葉だけが先行してしまって。。。
それって、つまり
ストレスによって頭を使い過ぎて、免疫や自分の体のコントロールが疎かに
なっているってコトですよね。

(頭=精神・神経のこコト含)

ストレスが続いて…
風邪をひいたり〜歯が痛んだり〜肩が凝ったり。。。したら
「頭に回らなくなってるよ^^」とキャッチして
早めに、補給すること!


ストレス対応栄養素は、
高たんぱく&カルシウム・セット&ビタミンB群です。
そして、ストレス状態にある時にでも吸収を落とさない為に、
充分にミネラルを摂るコト。
ストレスによって、一番、酸化するのは『頭の中』だから
(活性酸素の発生が最も多いのは脳です。勿論、使えばです)
抗酸化栄養素も、しっかり必要です。
(ビタミンCをイッパイ摂って副作用が出る人は、タンパク質不足か?を観てみてね)


「ストレスがあるから〜」とか「疲れたから〜」と言って
砂糖タップリの甘いものを口に入れるコト・・・愚の骨頂です。
(砂糖を入れるコトは、そのままストレス対応栄養素の消耗にしかなりません)


そんな基礎的な知識さえ持ち合わせなければ、
このまま、日本中、異常な犯罪が増えるばかりになってしまいます。

つまりね。
免疫が落ちる⇒学力が落ちる⇒鬱病が増える⇒異常な犯罪が増える
と、繋がっているのです。


ストレス状態にある時・・・人は、交感神経が活発になっています。
これを白血球の中身で見てみると・・・
顆粒球が増えています。(顆粒球=好中球・好酸球・好塩基球の3つです)
反対に、リンパ球は減っています。
リンパ球が多い時、副交感神経がよく働いています。
でね。
好がつく3つもモノ・・・これがアレルギーの元でもあります。
好中球・好酸球・好塩基球ネ

だから〜 アトピーの子供のお母さんに神経質な人が多いこと・・・
納得できますよね。
お母さんがピリピリしていると、交感神経が活発になります。
つまり、【好】の3つが活発になるのです。
すると、リンパ球の比率は必然的に減ります。

反対に、菌やウィルスによって、リンパ球が使われ、リンパ球が減ると・・・
必然的に、【好】の3つの顆粒球の比率が増え・・・
風邪など引いた時に、アレルギーが出るのは、こういう仕組みなのです。


極端に言っちゃえば
交感神経が活発な時・・・ストレス状態
副交感神経が活発な時・・・リラックス状態
そして
顆粒球が多い時・・・交感神経が活発
リンパ球が多い時・・・副交感神経が活発
と、あくまでもひとつの目安として知っておいて下さい。


(リラグゼーションや、ヒーリング等。癒しをするコトで免疫が良い状態になるのは
この交感神経・副交感神経のバランスが整う上でも、理に適っているってコトですよね^^)

かと言って、顆粒球が要らないわけではありません。
これこそ、バランスです。
私は・・・単球10%未満・顆粒球50%強・リンパ球45%弱 が理想だと思っています。


余談になりますが、
血液の観かた・・・血液検査の中にA/G比ってのがあります。
アルブミンとグロブリンの比率です。
グロブリン・・・免疫グロブリンとかγグロブリンとか言ってますが。。
この免疫グロブリンが、敵を見分ける力です。
賢いヤツです(*^^)v

ノーベル賞受賞の利根川進さんを知っていますか?
分子生物学を学び・遺伝子工学を学び・・・で、
抗体の生成における免疫グロブリンの構造を解明しました。
つまりね。
私が、ヨク言ってる『自己・非自己』を見分けるヤツですvv
この免疫の司令塔の働きをしてくれる免疫グロブリンを解明したのは
日本人なのです。1987年受賞です。(生理学・医学賞

利根川さんなのですよぉ〜(*^^)v

つまりね。
それまでに医師になってる人は、この『免疫の司令塔』を習ってないのですよね。きっと。
だから、免疫と言えば、やたら「菌を殺す」「ウィルスを殺す」「癌をやっつける」
とだけ、馬鹿のひとつ覚えのように言っているのですよね。
賢い免疫は、自己・非自己を見分けます。
ここにも、亜鉛は大きく関わります。
味覚が狂ってきてるなんて、放っておいてはいけません。
あなたの免疫・・・賢くしましょうね(^_-)-☆


厳密には、
好中球は、異物(細菌)に対し働きます。
好酸球が、アレルギーに大きく関わっています。
免疫の主役は、リンパ球です。
自己・非自己を見分けるヘルパーT細胞も、
免疫反応が過剰に働かないように抑えるサプレッサーT細胞も、
癌細胞やウィルスに直接、攻撃するキラーT細胞・キラーB細胞も、
自然免疫のNK細胞もリンパ球にあります。
かと言って、リンパ球が多すぎるのもヨクないようです。
バランスです!!
顆粒球が60%を越えないように&リンパ球が35%を切らないように☆
が、私の理想とするトコロです。

夏子の栄養学

砂糖=キレる
ストレスと脳

ホメオスタシス