高校生の時の風邪


高校生の時。。。何年だったかも忘れたけれど・・・

私が住んでいたところは、○○郡○○町。。などと言う田舎。
私の部屋からは、海が見えた。
毎年、海から昇る初日の出を、自分の部屋から見るコトができた。。

そんな田舎に住んでいて・・・
近くにあるのは、診療所。1キロ弱・・・風邪で熱があったから、自転車にも乗らず、歩いていった。

診察の後、看護婦さんにお尻に注射をされた。
処置室から出る時、先輩看護婦さんが入ってきて・・・
「えっ その注射器で打ったん?」
「はい」
「それ、目盛り、大きいんやに」
「えっ?」
「ここまででイイんやに。こんだけ入れたん?」
「はい」
「あ〜あ、5倍も打ったんやに」   (方言です)


ゾッとした。。
でも、何も注意事項も言われるわけでもなかったから。。
そのまま、歩いて帰ることにした。。。

田んぼ道を歩いている頃。。(家までの帰路の真ん中あたり)
眠くてしようがなくなって。。。
田んぼ道は、必死で歩いた。
アスファルトの道に入って・・・そのまま、眠ってしまった。アスファルトの上で。
どのくらい寝ていたのだろうか。。。??
また、歩き始めた。
目が醒めたわけではないけれど・・・
とにかく、寒くて。。。
家に着いた。
玄関に入ったところで、また、眠り込んだ。
起きた時には、暗くなっていて・・・母が外出から帰ってきて起こされた。

「ちゃんと部屋で寝なさい!」と怒られて・・・
また、部屋に入って眠った。
とにかく、眠った。
ひたすら眠った。


あれは、5倍の注射のせいだったのだろうか〜?