給 食 係


私のベースになっているコトだと思うので、
かなり古い話ですが、書いておきたくなりました。


給食当番って言葉は聞いたコトがあると思います。
で、この『給食係』って何だか想像つきます??

私は、小学校を3つ行っています。
2年生になる時と、6年生になる時に、転校しています。
で、
2年生への転校は、すっごい田舎から街中への転校だったので、
子供の私にとっては、とってもきつかったようでした。

で、4年生の時の担任が、
私に「もっと自己アピールしろ!!」ってコトで、
絵が巧かった私に、わざわざ作ってくれたのが『給食係』でした。

給食の献立表ってありますよね。
献立表に書いてある食材を、自分で絵に書きカードを作り、
給食当番が配っている間に、黒板に貼って、クラスのみんなに
「今日のメニューには〜〜〜」って毎日、説明する係です。

ひとつの食材を、B5か、A4くらいの画用紙に書き、
輪郭で切り、
『赤』『黄』『緑』『その他』別に、黒板に貼るのです。

赤:体をつくるもの
黄:体を温めるもの
緑:体の調子を整えるもの
その他:それ以外

でした。

牛肉・豚肉・鶏肉って、絵で違いを書けますぅ〜??
小学4年生の私は頑張って、違いをつけましたvv
卵、雑魚や鯨肉も書きました。
豆も、大豆と金時豆と小豆も違いをつけて・・・
これが『赤』:体をつくるものです。
じゃが芋・里芋・長芋・さつま芋、パン、サラダ油、砂糖
これが『黄色』:体を温めるものです。
ほうれん草やキャベツ、白菜、玉葱、りんご、みかん
これが『緑』:体の調子を整えるものです。
そして、『その他』には
チクロや食紅がありました。つまり体の害になるモノです。

これらを、全部、ひとつひとつ画用紙に書き、カードを作っておいて
(全部、宿題として、家でやっていました)
給食の時に黒板に貼り「頂きます」の前に、クラスのみんなの前で説明していました。
「今日の体をつくるものは、牛肉と・・・
体を温めるものは、さつま芋と・・・
体の調子を整えるものは、ほうれん草と・・・」
ってな具合です。

で、みんなから「牛肉って判らない〜〜〜」とか言われると、
悔しくて、次の時までに、牛肉らしいカードを作り直していましたvv

本当は、1学期だけで終わる予定だったそうですが、
        私の絵が巧かったコトもあり(←自慢です♪)
クラスの皆の興味が『食』に集まるコトで、
担任も「いい感じ^^」と受け、
1年間、続けるコトになりました。
おかげで、1年間、給食当番は回ってきませんでした。


こんな風に、私は小学4年生の時に
食の『赤』『黄』『緑』『その他』が、頭に入っていたので、
お弁当の始まる高校生になって、
(私の中学は給食がありました)
生理痛の酷い女の子が、『赤』の、しかももっと色の濃い『赤』を食べていない!
とか
肌がブツブツ穢い子は、『緑』の体の調子を整えるものを食べていない!!
とか
見えてしまっていました。

もっと言うと・・・
魚嫌いの男の子は、女のようにヒステリックだとか
玉葱嫌いな女の子は、頑固だとか、
(最近の私のデーターでは、玉葱嫌いの女性の子供はアトピーが多いようです)
・・・・・
食の好き嫌いが、かなり性格に影響しているコトを観て育ちました。


これは、後々、とっても役に立ちました。
貧乏な若い一人暮らしをした時は
どんなにお金が無くても、卵・豚肉・じゃが芋・玉葱・人参・ピーマン・牛乳・米を使っていましたし、
長男の除去食を指示された時も、
卵を辞めても、他の『赤』を摂るようにはしていました。
そして、私の中では、
カップラーメンやレトルトカレーが『その他』(=添加物・体に害なモノ)
と認識するコトも、この栄養学を始めた時、楽にできたコトは
この『給食係』のおかげだったと思います。


清水先生、ありがとう〜^^