Profile

・・・たった7ミリのホクロが私の人生を変えた。

三人の子供の出産後「癌かもしれない」と頭を切り、乳房を切り、髄膜炎をやり、とうとう最悪の癌・悪性黒色腫。
・・・２年の間に５回の手術。

病院の待合室で座って待っているだけで倒れてしまう（起立性低血圧40-80）。局所麻酔の注射だけでショック状態になってしまう。。。
あまりの体力のなさに、自分でも情けない思いをした。

若い頃は、元気だったはず！！
結婚と共に変わったのは食生活。
『いい嫁をやろう』と、結婚と同時に、主人の家の味に変えた。。。考えてみたら、主人の父は不整脈でニトロを持ち歩く人。主人の母は高血圧で、これまた大量のお薬。
そして主人は？と言えば、肝機能障害。
そんな三人の好みの食生活に変えてはいけなかったのかも。。。
私が癌になったら、主人が出て行ったから「これ幸い♪」と、食事を私の好みに戻した。。。
結婚を機に変えたのは、性格も。。。
我侭だった性格を、玉の輿に乗ったから～と、猫をかぶった。それも、ついでに元に戻した。

病院仲間の話はウンザリだった。
愚痴ばかり！弱い！暗い！　　そして自分の不幸自慢。
病院のベッドに寝ていて・・・みんな、雑誌や漫画ばかり読んでいる。自分の病気の本を読んで居る人なんて見たことなかった。
やれ「病院の食事がまずい！」と、病院食を食べきる人にも出会わなかった。　病院にカップ・ラーメン、ハンバーガーの自販機がある。売店のお弁当・サンドイッチに缶コーヒー。入院患者が、それを食べている。
同室の仲間達のお見舞いを見ていると・・・ケーキにお菓子。案の定、ケーキを２個も３個も食べちゃうから、また病院食を残している。
小さい頃から『偏食の人って、性格が悪い！』って見ていたけど・・・体も悪いんだ！と、その時、気付いた。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍になった時、医者から『おかゆと白身魚の煮付けと野菜の煮物』以外のモノを禁止された。
「間食にはマドレーヌを！」と。
子供を産んだら赤ちゃんの「好酸球が高いから」の理由で授乳中から,私まで卵と牛乳を禁止された。その長男は三歳の時、家の中で２２センチのクッションから飛んだだけで右脛をポッキりと骨折した。
そして二人目は肝臓が悪く発育不全で産まれてきた。
三番目は、体中の粘膜が爛れて産まれてきた。

大病院、最新の薬、最新の検査、名医・・・を選んで、まじめに言われる通りにしてきたのに・・・
そして、とうとうメラノーマ。

余程の馬鹿じゃない限り気付くよね。「間違っていた」と。

それからは、自分の頭で納得できることだけを実行してきた（依存ではなく、自己責任で）。半端じゃない数の本を読んだ（ジャンルは拘らなかった）。
天邪鬼な夏子です。でも、元気です。

『夏子』・・・紫外線の癌と仲良く生きているので、この名前を付けました。
多分、ムカッとくる方がいらっしゃるかと思いますが、どうぞ腹を立てながら読んでやって下さい。

あなたの健康と幸せだけを望んでいます。