遺 伝

遺伝子。。。DNA。

遺伝子を語る前に、『遺伝』と区別しておきましょうね。

『チクっちゃいます』にも書いたように・・・
病院の問診では、
「親・兄弟、叔父・叔母、祖父母・・・」の病歴まで聞かれますよね。
つまり・・・
遺伝と病気が関係あるように、誘導されてしまっていますが。。。
医者も、どこまでが、遺伝なのか? 判っているのかなぁぁぁ〜??と 疑問です。

つまり
医者が、病気を治せないコトを
『遺伝』のせいのように誘導尋問されているコトに気付かなければ〜と思っています。


『遺伝』の本当の意味を、説明しましょう。

世間で、『遺伝』と使う時、
「親⇒子」    .
「子⇒孫」などと、
『人』だけを遺伝の『単位』として扱っていますよね。

でも、『細胞』を『単位』として扱う遺伝があるコトを知って下さい。
そして、今のあなたの体を作っている細胞は、
昨日の自分からの遺伝による細胞だと言うこと・・・
早く、気付いて下さい。
親からの遺伝・・・もう、とっくの昔に卒業していませんか???

そして、遺伝子暗号解読第一人者の村上和雄先生は、
親からの遺伝は、5〜10%だとおっしゃっています。
残りの95%〜90%は、まさに『サムシング・グレート』
サムシング・グレートって言葉だけは、ご存知の方も多いのではないでしょうか〜♪

では、遺伝子。DNA。
親から子への遺伝は、今迄に充分、書いてきていますから、省いてもいいですよね。
つまり、
健康に産まれてきていながら、『病気』を作っている人は、
自分自身の中の『遺伝』で、病気を作ってきてしまったことを自覚して下さい。
そして、
子供の6歳までの病気は、
母親のライフ・スタイルで作りあげた病気のリスクを
赤ちゃんが持って産まれたのだと言うコトを知って下さい。
・・・これを、責めと取らないで下さいね。
子供を健康にするためのヒントが、「そこにある☆」と捉えればOK vv

『遺伝子』を理解しようと思うと、どうしても物理が必要になってきます。
生化学を勉強して・・・
岡崎フラグメント、リーディング鎖・ラギング鎖、コドン表、ヌクレオチド。。。
どんなに勉強しても、『遺伝子情報』の答えが見つかりませんでした。

・・・と、ここまでを、簡単に説明すると。。。
人の遺伝子・・・DNAは、たんぱく質が作っています。
ヌクレオチドという分子が、2本のらせん状に繋がってできています。
このヌクレオチドを構成する部品のひとつが塩基なのですが、
A、T、G、Cで表される4つの種類があります。
2重螺旋の内側で向き合う塩基は、必ず
AとT、GとCのペアになります。
このヌクレオチドの並びが遺伝子情報です。
RNAが図面なのですが、RNAには、たんぱく質は関わっていません。
(RNAでは、TがUと転写されます)
でも、この図面(RNA)から、正確に細胞に作り上げるには、
どうしても、たんぱく質が必要なのです。
人間のたんぱく質は、20種類のアミノ酸が繋がってできた分子です。
で、
豚肉を食べたからと言って、豚の細胞は作っていませんよね。
鳥肌を鶏肉が作るわけではありませんよね。
つまり、口から入れた必須アミン酸を
酵素で綺麗に分解して・・・20種類のアミノ酸に作り上げ
暗号として記入された並びに作り上げ、
再び、『人間』を作り上げています。
このDNAの複製はきわめて高い精度で行われます。

少々の化学物質やストレスが加わっても
人並みのモノを食べていれば、
塩基の変化やヌクレオチドの切断は、
復帰変異というシステムで修復します。
(この「人並みのモノ」を食べていない人が増えているのが問題なのですが)

原子

分子

遺伝子

細胞

と、作り上げるわけです。
細胞の集合が臓器・器官ですよね。
そして、
臓器・器官の集まりが、肉体なのです。
これが、5%〜10%の正体です。

では、あとの95%〜90%の正体は・・・
今までの一般的な知識・情報は、首から下の解説ですよね。
インシュリンが、膵臓から出されるコト・・・
食べ物を口に入れると唾液が出る。
食べ物が胃に入ると消化酵素が出る。。。
こういうこと全て、『脳』が関わっているコトが
解説されていませんよね。
せいぜい、ホルモンだけですよね。

遺伝子情報には
『脳』が大きく関わっています。
『医学』には、栄養のお勉強のみならず、
この脳のお勉強が漏れています。

私は、脳の勉強は、臓器・器官を動かすホルモンの勉強に関連して
やってきましたが、
遺伝子情報との繋がりの『脳』の勉強は、まだ一年です。
(間違いを見つけ次第、修正していくつもりでupしますね)


遺伝子の『ON・OFF』機能をご存知でしょうか??
五感で捉えているモノが全て、脳に伝わり
遺伝子情報としてインプットされます。

五感のひとつ・・・味覚。
味覚の敏感さと知能が比例しているコトは周知のコトですよね。
目が見えない人が、聴覚が研ぎ澄まされていくコトも・・・ご存知ですよね。
耳を蓋すると、「肌で感じる」感覚が鋭くなりますよね。

さて・・・
『悲観』『愚痴』を、遺伝子情報にインプットすると・・・
周りを見てみて下さい。
病気になる人。。。
病気になる前って、暗いコトばかりを口にしている方が殆どではないでしょうか〜?

それとも、恨み・つらみ。。。??
それとも、諦め。。。?

(私は、諦めの言葉ばかりを使っていたように思います)

「類は友を呼ぶ」という言葉をご存知ですよね。
暗い諦めの思考・言語の遺伝子情報で作り上げた細胞の集まりの肉体は
『暗い』『諦め』の遺伝子がON。
同じ遺伝子が共鳴して、集まるようです。
そういう遺伝子は
『明るい』『やる気』の遺伝子がOFF

幸せな人達が建設的な話をしている場所に
この『やる気』OFFの人を置いてみましょう。
先ず、聞いていませんよね。
キャッチする脳が働かないようです。
そして、ここに
『恨み』ONの遺伝子の人が居れば
当然、反発が湧くわけです。


私は多分・・・
この癌になって、それまでの数々の遺伝子情報の
ON/OFFが切り替わったのだと思います。
その刺激してくれたのは、
主治医と元スチュワーデスの友達のように思います。(profile参照)
そして、長男の「生きていれば、必ず会える☆」の言葉。


こういうこと・・・
宗教的な考え方だと思っていたら〜
『物理』で解明できるのですよ(^_-)-☆

日々、何気なく口にしている言葉・・・
時間を共有している人の言葉も
しっかり、遺伝子情報にインプットしているのです。
勿論、お母さんの言葉は、子供の遺伝子情報に大きく影響しています。
不安症の子供・・・アトピーの子供のお母さんって、
いつも不安そうな言葉を口にしている方が多いように思いますが。。いかがでしょうか?

ON/OFFからスタートする思考。

自分の口にしている言葉を
自分の耳で聞く習慣をつけましょう。
自分が聞いて
「心地よい」と思える言葉を、
「いい音♪」と思えるトーンで話しましょう。
そして、
「いい言葉」を使う人と多く時間を共有しましょう。
暗い、愚痴や恨み・つらみを口にしている人の言葉を聞いて
自分の遺伝子情報に「ON」と入れてしまわないように☆
口先だけで「いい言葉」を言っている人・・・
細胞が共鳴しないから、「嘘」が判る筈です。
『魂』という漢字。。
「言う」の言葉を無くすと『鬼』という字になりますよね。

広辞苑より〜
『共鳴』とは・・・
[理](resonance)物理系が外部からの刺激で固有振動を始めること。

特に刺激が固有振動数に近い振動数を持つ場合を刺す。共振。
[化]ポーリングが提唱した、分子の化学構造についての概念。    .


この遺伝子情報が、一番
『ホメオスタシス』に影響を与えているようです。
テンションが落ちてきたら、
自分の「ON・OFF」をチェックしてみましょう。


夏子の栄養学 

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