本 物

今のご時勢。。。何が本物で、何が嘘モノなのか〜
食品の裏を見て、成分を見て、モノを買ってらっしゃる方も多いけど〜
その意味を理解してる人って、どのくらいいらっしゃるでしょうか?


例えば・・・アミノ酸。
アミノ酸と書いてあると…私もホッとするのですが。。(^^ゞ
これって、どんな『アミノ酸』かを書く必要は日本の法律では規定がありません。
規定がないものを、わざわざ書く業者は。。。ない。。ですよね。

嘘か真か。。
美容院で、お客さんの切った髪を買っていく業者が居ますよね。
あの髪・・・脱色して、殺菌して・・・あれって天然のアミノ酸。

で、これは本当だけど、
サボテンに湧く小さな虫。赤い色をしているのだとか。
その虫を潰して・・・これも天然の着色料。


化学調味料・化学物質よりも怖い天然由来ってのも
イッパイ存在しています。し、
天然のモノを、化学薬品で変形して(?変身??)ても
それは、れっきとした『天然』と表示されます。


たんぱく加水分解物・・・
これって、よ〜く見ますよね。
動物性のたんぱく質か、植物性なら大豆を、加水分解したもの。
読んで字の如くです。
ご丁寧に、『遺伝子組み換えでない大豆』と書いてあるモノもあります。
でも、
その大豆を加水分解って。。。どうやるか知ってる人って居るかしらん??
(まさか、ホントに水を加えただけで分解する筈ないですもんね)
塩酸に浸けるのですよぉぉ
そりゃぁ 分解しますってば。
でも、この塩酸もキャリーオーバーです。NO表示です。


では。。
お醤油を作るのに、何処のどんな大豆を使ってるかは、表示してるようですよね。
でも、その大豆が全部なのか何%なのかは、判らないですよね。

ましてや、お醤油を使った調味料。。。
焼肉のタレとか、ドレッシング。
消毒液漬けの大豆や、化学物質で作ったお醤油を使ってあっても
そのドレッシングや焼肉のタレに、添加物を入れてなければ
『無添加』と書けますvv これもキャリーオーバー(*^^)v


話は変わって・・・
銘柄を書くこと・・・支障があるので(営業妨害になります)銘柄は書けませんが。。
若い頃、とっても好きな日本酒がありました。
純米酒で、添加物一切無し!!のお酒。
それが、人気が上がり、日本中で売れていきました。
するとね。。
同じ名前なのに、混ぜ物をして、数を多く作るのです。
○○の米を使った100%純米酒☆
だったはずなのに・・・
○○の米を使った純米酒を含んだお酒になってしまったのです。
(若い頃は、そんなカラクリを知らなかったので「日本酒が合わなくなった」と思っていました)
で、混ざり物の量によって、特上とか、特選・極上とかのモノがでてきて・・・
とうとう純米酒100%は、一升5,000円を越えてしまいました。

4年ほど前にも、おいしい焼酎をみつけたのですが、
それも、芸能人&若い女性に人気が出て〜『合成』を混ぜたモノが出回ってしまっています。

ワインは・・・『ドイツワイン』などと喜んで、
高いお金を出して買っている人もいらっしゃるでしょうが。。
見分け方・・・ご存知でしょうか??
made in は、ブドウの産地です。
ブドウを防腐剤イッパイに浸けて輸入して、
日本でアルコールを入れたモノもあるから、ご注意を(^_-)-☆
で、私は『bottoled in Germany』を選んでいます。

お酒のついでに。。みりん。
大きく3種類あること・・・ご存知ですか?
純米本みりん・・・拘るなら、国産米100%の福来純・本みりんです。
(癌の方とか、病気の人が使っていい甘味はコレ↑だけだと思ってます)
ま、タイ米や〜いろんなお米でも、純米なら、純米本みりんです。
他に、みりん風調味料と、発酵調味料。
これは、色つきシロップか、塩を入れて酒税をかからなくさせているか〜の違い。
日本の紛い物づくりの技術の品ってことですね。添加物の液体です。


ハムとか、かまぼことか竹輪等の練り物。
こういうモノを買う時、みなさんは、どういう基準を持ってますか??
例えば、ハム。
「今日は、お金があるから、ステーキでもなく、焼肉でもなく、ハムを食べよう〜☆」って
お金をかけていますか??
「今日はお金があるから、お寿司でもなく、鯛の塩焼きでもなく、かまぼこを食べよう〜☆」って
買っていますか?

素材に、手をかけて、その素材の単価よりも安くなるモノ・・・有り得ませんよね。
素材が、素材ではない!ってコトは、フツーに考えれば判りますよね。
お湯につけるだけのカレーやミートボールやハンバーグ。
こんなモノに入っているお肉。
毎日毎日『特売』の冷凍食品・・・
その素材にも、廃肉を使っているだろうし、キャリーオーバーオンパレードでしょう。

「ハムって…お肉に何を混ぜたら、お肉の単価より安くできるのだろう?」
と。。。考えてみてくださいね。

やたら、『減塩』『無糖』に拘っていると・・・
また、そこにも落とし穴があります。
例えば、梅干し。
梅干しの『塩』は、保存の役割りも兼ねています。
その『塩』を減らすってコトは、保存料として他のモノを使っているってコト。
防腐剤を使わなければ、減塩は不可能ですよね。
可能なモノは…梅酒を造った後の、エキスは抜け&アルコール漬けの梅でしょう。

無農薬とついたお米。
農薬散布が○回以下だったら、『無農薬』と表示して良いとされているのが日本。
で、100歩譲って、本当に農薬を使ってないとしましょう。
お米は水田。 「7年以上、無農薬にしないと農薬は抜けない」と聞いたコトもあります。
で、その田んぼの周りも見なくちゃいけませんよね。
水田なのですもの〜 
周り・何ヘクタール無農薬にしたら、農薬の影響を受けなくなるのでしょう??
地続きの水田。乾くコトがない水田。
田植えの季節が終わり、梅雨時・・・隣の隣の隣の〜〜〜田んぼの農薬。。
流れてこない筈ないですよね。

なぁ〜んて、怖い話を並べましたが、
怖がらすつもりではありません。
表示を見て、添加物を確認して買っていても、
もう、今の日本では、『法の落とし穴』がはびこっているのです。
安全なモノなんて、みつけられると思う方が無理なのだと、私は思っています。

オーガニック、自然食品と看板をあげているお店だって、
お米から、大豆から、全てを元から作っているワケではない。
騙すつもりはなくても、表示義務がないが故に、
「安心〜♪」と仕入れているモノもあるでしょう。
本当に植物性で、無添加なら、カビまるけになっているでしょうにね。

アメリカの或る州では【オーガニック】の規定に、
明確に『その土地から40種以上のミネラルが検出されること』とされているトコロがあると聞きました。。
日本のように「特定の農薬を使わなくて〜家畜の糞尿で・・・」なんて
曖昧な規定ではないようです。

『作物を作る土地から農薬が検出されなければ無農薬と表示してはいけない!』と
法制化してくれれば、簡単なのにね。


拘っているつもりでも、
法律(規制・規定)を知らなければ意味がないってコトです。
自然と名がついていても、手を加えてある頻度が高ければ高いほど(加工食品)
法の抜け穴が存在します。
ポン酢もマヨネーズもドレッシングも加工食品。

「コンビニのお弁当は添加物イッパイ」と避けて
スーパーのお惣菜を買っている人は、
スーパーのお弁当には表示義務がないだけだってコトを知らないだけかも。
お漬物だって、添加物無しでは売ってはいません。
牛乳ひとつ取ってみても、私が子供の頃のように
数日で腐ってくれる牛乳なんて売ってないですもの。

お料理の『さ・し・す・せ・そ』
砂糖・塩・酢・せうゆ(醤油)・味噌。
私は、ココ↑に拘っています。
砂糖を純米本みりん、塩を天然の塩、酢を純米酢、お醤油を大豆の本醸造、味噌はなるべく手作り。
ペットボトルではなく、瓶に入っているモノをチョイスしています。

(女に産まれたなら、一生のウチに一度だけでも、お味噌を作ってみて下さい。
お味噌・お醤油を減塩にしたら、直ぐにカビが出ますよ)

ドレッシングもマヨネーズも、加工食品。
使わないのではありません。表示を見ても無駄なモノと認識しているのです。
自然食品店のドレッシングでも、スーパーのドレッシングでも
同じ加工食品だってこと。
市販のマヨネーズも、カップラーメンも、何ヶ月も腐らないモノ。
自然食品のお店で買ったマヨネーズの賞味期限が1週間でないコトに
疑問を持たない人達が、とっても不自然な人間だってこと。

あなたの目は、本物ですか? 嘘モノですか?
あなたの感覚は、自然ですか? 不自然ですか?


「食べるな!」「危険!」本などもいろいろ読んできましたが・・・
今、旬のお勧め本
食品添加物のトップセールスマンだったという
“安倍司さんの『食品の裏側』 東洋経済新報社”
おっもしろいですよ〜(*^^)v
キョーレツですvv

夏子の雑学  

☆ツナ缶☆(掲示板より)
キャリ〜オ〜バ〜
100%ジュース
法律を識ろう
「信じる」ということ