日本の食の流れ


私はメラノーマになり、ひょんなきっかけで人前で話す機会に恵まれました。
病院の中の、生の医療従事者・患者たちを観ながら、
学校、幼稚園、老人会などの人達とも触れる機会もあり・・・

そういう『目』で、新聞の記事、本を選んで読んできました。15年間です。

どちらも1990年初版です。
どちらも、当時、凄い話題になった本ですが、記憶にありますか??
読まれた方・・・いらっしゃいますか?

話題にはなったのですが、これを実際に『危機感』と受け取る方には、
私は出会えませんでした。
正直言って、当時、景気もヨク、老人医療は65歳(当初は60歳)から無料になっていたし、
日本人の頭の中まで、バブルがイッパイになっていました。

これは、どちらも95年初版です。
『医者と患者と健康保険の非常識』では・・・
或る東大医学部教授が退任される時(後、虎ノ門病院の名誉院長)の
「私の東大・17年間在任中の誤診率は14.2%だった」の言葉に対し
患者・市民側は、誤診率の多さに驚き、
医学会の人達は「さすが、○○教授vv」と誤診率の低さに驚いた
と書いてあります。

でも、その頃、自分の体に異常のない人は、
目にも、気にも止めませんでした。
医療費の破綻に向っているコトにも、
年金破綻を作っているコトも、
老人医療の補助、障害者・特定疾患の人への補助も破綻に向っているコトなど
聞こうとも、読もうともしませんでした。


ただ、ここまで来るまでに、日本には長い歴史があります。
狂ってしまった30年間があります。
戦後の30年間で、日本の食文化は根こそぎ引っ繰り返ってしまいました。
(地球上で、こんな国は他にはありません)

悪口と受け取られてしまうかもしれないのですが。。。

昭和1ケタの女たち。
この人達が、日本の食文化を引っくり返してしまいました。

昭和1ケタの女たち・・・
戦争で、教育を受けていません。
そして、戦争の苦労は、『疎開』と言う形で…本当の苦労はしていません。
ただ、戦争のヒモジサを知りました。

教育を受けず・ヒモジサだけを覚えた女たち・・・
戦後、アメリカから『食品』が入ってくる・・・飛びつきました。
日本の『食べ物』を捨てて、アメリカからの食品を食卓に並べました。
その背景に、戦後、日本の『日本人魂』を教える【修身教育】も消えました。

この人達が、
白いパンを受け入れました。
日本中を、白い小麦粉まるけにして、砂糖漬けにして、
赤い食品を好み、インスタントラーメンを段ボールで買い込みました。

昭和30年代生まれの方なら、覚えていますよね??
学校給食に
『チクロ』『食紅』『サッカリン』が、たんまり入っていたことを!!
白い小麦粉が、敗戦国の象徴だってことを!!
でも、喜んで、朝食をパン食に変えてしまったのが、
昭和1ケタの女たちです。

当時、新聞に、どれだけ「食品の赤・危険!!」と書かれ
ニュースで流れていても、当時の現役・子育て真っ最中の母親達は
赤い食品&白い食品を、“ハイカラ”だと思い込んで、
危機感も恥もなく、食卓に並べ続けたのです。
(当時、小学4〜5年生だった私は、友達と新聞やニュースを読んで
近くのスーパーに見学に回りました。
スーパーには、無着色のウインナーやタラコが売れ残って
真っ赤な着色ウインナー&タラコが毎日売り切れていました。
毎日、毎日です。
そしてね、
スーパーも売れ残るモノは仕入れなくなったのです。
でも、その頃の政府は、まだ良心的でした。
あれだけ、新聞に「赤い食品は危険!!」と書いても
主婦達は好んで、危険な『赤』を買い求めるから〜
だから、食紅を辞めて、『赤色○号』を作ってくれました。
昭和1ケタの女たちは、着色の赤が大好きだったのです。
そして真っ白なパンやうどんが。。。)


今、40歳〜の女性なら、
母親ではなく、お祖母ちゃんの手料理を覚えていますよね??
お祖母ちゃんは、赤い食品も使わなければ、朝…食パンなんて出さなかったですよね。
袋入りの煮豆ではなく、一晩浸けて炊いた、手作りの煮豆の味を
覚えていますよね??
そして、
食べ物に文句を言ったら、怒ってくれるお祖父ちゃんがいませんでしたか?


あの頃のビンボーなお年寄りが、
みんな腰がまぁるく曲がっていたコトも覚えていますよね?
野菜しか食べられない、ビンボーなお年寄りは、みんな腰が曲がっていましたよね?
野菜しか食べられない若い人に、結核が流行っていたのですよね。
私の父も、私が産まれる前に、結核になっています。

ここで、少し話が逸れますが・・・
今、玄米菜食を勧める団体がいます。
あの時代の元気な野菜ででも、コラーゲンと免疫は作れませんでした。
だから、腰が曲がるし、結核ですよね。
マクロビオティックは、今、アメリカで流行っています。
お肉をイッパイ食べている超・肥満のアメリカ人が2〜3ヶ月やるのはOKです。
でも、癌や病気にもなって、
菜食主義なんてやったら。。。
ゾッとしませんか??
免疫は大丈夫??
コラーゲンは作れるの??
   血は薄くなってない?????
豆を大豆だけ!と偏ってチョイスして、豆の炊き方も知らないまま
菜食主義なんて、とんでもなく危険なコトだし、
これから子供を産もうとしている女性や、成長しなければいけない子供達まで
無知のまま、巻き込まないで欲しい☆
(味噌も油揚げも豆腐も枝豆も、大豆です)
現役バリバリで、仕事にプライドを持ってらっしゃる殿方も
菜食主義なんて、お控え下さいまし。
老けたくない女性も、辞めてネ^^
ボケたくないお祖父ちゃん・お婆ちゃんも、やっちゃダメよvv


。。。と、話を戻します。
昭和1桁に育てられた女性達が、そのまま子供を育ててしまいました。
その結果が、今の若い子達です。
今の若いママ達は、なぁ〜んにも知りません。
健康をつくる『日本の食べ物』なんて教えてもらってもなければ
見たコトもない子がイッパイです。
その子達が、
不妊症・無精子症、産まれつき(?)の病気の赤ちゃん、
やっと五体満足で産めても、体力の限界だもの。。
精神力が無いから、子供を虐待しちゃいますって。

ファミレスで小さな子供を連れているママ達に
「子供をギャアギャア騒がせて。。。今の母親って!!」と
眉間に皺寄せて、非難する中年オバチャン達。
誰か。。。
「少し、(子供を)見ててあげるから、ゆっくり食べなさい^^」なんて
日本独特のおせっかいオバチャンなんて、居ませんよね。

非難する前に、「教えること」は、していませんよね?!
教えてあげてないのに、追い詰めていませんか??

若いママ達を助けられるのは、
かつての古き良き日本の文化を観て・覚えている40歳〜の女性じゃないかな?


昭和1ケタの女たち・・・
教育を受けられなかったのも、ヒモジサだけを覚えてしまったのも
戦争だったんだから、仕方がない!

でも、こんな日本になっちゃったんだから、
戻すしかないよね^^

21世紀風にアレンジして、手抜きで簡単にできるコトから
日本の食文化を戻しませんか (#^-’)b


この言葉・・・お高いトコロから言っているつもりはありません。
自分自身が、メチャクチャな食をして、
自分自身も、子供三人まで病気漬けにしてしまったからこそ
気付けたコトです。
この文章で責められる気持ちになられる方がいらっしゃるなら・・・
ごめんなさい。
一番、バカで責めなきゃいけないのは、私です。
だからこそ、一番最悪な癌になれたンだと思っていますvv
最悪な癌からでも、無知だった主婦が、そこから勉強して積み上げてこれたコトを
どうぞ、受け取ってください。

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